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かつて農水省の見解では、同じアブラナ科の植物とはいえ、作物や在来種と容易に交雑し、拡散する心配はないとされていました。しかしながら、わたくしたち遺伝子組み換え食品を考える中部の会の今日までの調査・駆除活動から得られているデータから判断すると、そのまま放置しておくことが将来取り返しのつかない状況へとつながる可能性が強いと判断せざるを得ません。
現在、全国のセイヨウナタネが減少傾向にあるという国側の見解があるとするならば、それはセイヨウナタネの日本の風土での自然な傾向などではなく、我々市民の『抜取隊』という苦心の結果によるものなのだとここに銘記しておきたい。
まだしばらくは続けなくてはならない『抜取隊』に対し、市民のみなさまのご理解とご協力を切にお願いします。 |