第5回
遺伝子組み換えナタネ抜取隊
09/06/07

遺伝子組み換え食品を考える中部の会では09年6月7日、一般市民の参加をお願いしての第5回遺伝子組み換えナタネ抜取隊を行いました。

今冬の温暖と多雨の影響もあり、去る4/12の中部の会による下見調査では例年になく多数のセイヨウナタネを確認。そのため、今回はより大規模での抜取作戦とするため、とくに多くの市民の参加を募りました。
みなさまのご協力のお陰で84名の参加を得ることができ、今回の抜取隊行程の30kmを無事終えることができました。

午後1時、津偕楽公園には農家、生協関係、学生など市民と幅広い層の参加者が集合。中部の会より採取方法、安全についての注意などの説明が行われました。

歩道での抜取り作業もまた注意が必要
国道23号線で四日市港から松阪市までの距離は40km余りあります。そのうち高架などで歩行者が侵入できない部分もあり、また一度に全行程は無理があるため、今回は鈴鹿市林崎(はやさき)町交差点から白子町、津を経て松阪市小舟江町北交差点までを対象としました。

分離帯での抜取作業
先回11月の抜取隊より、関係機関からの許可を得、中央分離帯に自生するセイヨウナタネの駆除も敢行しています。この地域でもっとも交通量の多い23号線ということで危険がともなう分離帯での作業にあたっては、とくに厳重な安全管理のもとで行いました。

近鉄『千里駅』の北、R23号と接近する『千里団地入口』から北に300m、近鉄敷地内のナタネ。この処分は近鉄に依頼しましたが、撤去作業の際、多くの種子をまき散らしてしまう可能性が高い。
ここは引き続き要注意個所

もっとも危険な分離帯での撤去作業
もっとも危険な分離帯での撤去作業を行うため、抜取隊の各グループは3〜4名の構成。1〜2名が記録と抜取り、1名が中央分離帯での抜取り、あと1名を安全監視員としました。内1名は熟練者。
撤去作業を終えたC班、東西のメンバー、採取したナタネを整理し、むかえの車を待つ。ご苦労様でした