国道23号線・鈴鹿市内7/13全国集会に向けた事前調査)
一ノ宮町より栗間小川町白塚団地入口まで
08/06/14
2008/06/14、遺伝子組み換え食品を考える中部の会は『GMナタネ自生調査全国報告集会』第2日目のGMナタネ抜取隊に向けての下見調査を行いました。

今回は国道23号・鈴鹿市一ノ宮町より栗間小川町白塚団地入口までの区間を、中部の会から15名の参加者で調査しました。

鈴鹿市林崎(はやざき)町から平塚団地入口までの約15km区間



今回の調査ではセイヨウナタネの自生を把握することが目的であるため、各調査グループで採取された個々のナタネについてのGM判定はせず、同じ区域で採取された複数の検体をまとめてGM検査しています。そのため全体で採取されたナタネのGMである確立については、正確なものとなっていない点をご承知ください。ただし、最近の傾向として、グリホシネート耐性(LL)の方の確立が、ラウンドアップ耐性(RR)である確立を大きく上回る傾向がある点、同じ地点の複数のセイヨウナタネに両除草剤耐性のものが混生する確立が多くなった点、採取されるナタネがGM種である確立が高まっている、などが挙げられることを留意しておきたい。

関連製油会社による積極的な抜取作業により、大株でのセイヨウナタネの確認は少なくなったものの、小さい固体が依然として多く確認される点と、中央分離帯での自生を止めることが難しい点を明記しておく。