豊川市西古瀬川河川敷の再調査
08/04/25
国道1号を横切る西古瀬川近くでGMナタネを確認したため、もしかするとGM遺伝子が伝播しているのではという危惧から、その河川敷の在来ナタネのGM検査を行いました。

ナタネの時期も終りに近いということで、今回の調査が最終チャンス。あれだけたくさん咲いていたナタネの花がすでにほとんど終わっていました。気のせいか、在来ナタネで花びらの長い種類がかろうじて今も花をつけていました。しかしながら、花びらが丸い種類の在来ナタネは非常に少なかった。他に花を残しているのはカラシナ。

ただし、除草剤のまかれた畑地の(すでにRR耐性と確認済み)ナタネはいまだに満開で、この状態はまだしばらく続きそう。あらためて在来ナタネとセイヨウナタネとの違いを感じます。
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今回の目的はGM汚染の有無を確認するのが目的なので、国道1号南側河川敷の複数の在来ナタネをまとめて区域別にGM検査しました


今回の調査で、今のところ国道1号線と交差する西古瀬川河川敷では、GM汚染が起こっている可能性は低いことを確認しました。