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今回の『遺伝子組み換え食品を考える中部の会』による調査で確認できたこと、それは国にとってもセイヨウナタネのこぼれ落ち自生と拡散は、ぜひとも防がなければならない問題であることの『証(あかし)』ではないでしょうか。どこかに官民の見えざる『正』のつながりがあるとすれば、それにかすかな期待を抱きつつ、地道な活動を続けてゆくべきなのだとあらためて確信します。
今回の調査の結果から 22箇所、28グループ96検体のうち、12のグループでラウンドアップ耐性、14グループでバスタ耐性のGMナタネを確認しました。うち4グループで両方の形質のものが混在していることがわかりました。これはあくまでも検査の結果で、実際の確率とは無関係です。 ただし、過去のデータから判断すると、昨年11/25の抜取り隊と今回では、それより過去においてのラウンドアップ耐性GMナタネの高確率性に対し、バスタ耐性GMナタネの確率が逆転して高くなっている点が気になります。今のところ、このデータについては判断しかねるところですが、とりあえず今後の調査の結果に注目してゆきたいと考えます。 (※注):農林水産省HPを参照(06年7月発表) |